PHILOSOPHY経営理念・経営方針

経営理念

全従業員の物心両面の幸福を
追求すると共に、
情報技術をもって、
取引先、社会、人類の進歩発展に
貢献する。

社是

善き考え方×熱意×能力=無限の可能性

経営方針

1.公明正大に利益を追求する
私たちは、経営理念で謳うように全従業員の幸福を追求したり、取引先、社会に貢献する為に、利益を必要とします。しかし、不正な行為をしてまで利益を追求するような事は、絶対に致しません。厳しい自由競争の中で、お客様のニーズに応え、創意工夫と地道な努力を重ねて得られるものが正しい利益であり、大きな価値があります。
2.お客様第一主義を貫く
私たちは創業以来、お客様の顔が見えるという取引関係に拘って仕事をしてまいりました。それは、お客様に喜んで頂ける事が、私たちの喜びや遣り甲斐であったからに他なりません。お客様のニーズに応え、顧客企業の経営を押し上げていく事が私たちの使命です。品質(Q)、納期(T)、価格(C)、すべてに渡り、お客様の期待を上回る製品やサービスを提供するための努力を惜しみません。
3.ベクトルを合わせる
世の中には多様な考え方があり認められています。しかし、目的や目標がある組織の中で一人一人が、バラバラな考えに基づいて行動してゆくとどうなるのでしょうか。それぞれの力は分散し、まさに烏合の衆に成り下がります。組織の方向性や目標には無関心だが、任せられた仕事で成果を出しているからと、自らは良しとしていては、個人の力量以上の成果は生まれません。会社の進むべき方向、目標を全員が認識して果敢に行動してゆくことが、相乗効果を生み、大きな成果を創り出します。
4.全員参加で経営する
私たちは、同族による事業承継を排しており、社員の誰もが将来経営を担っていく可能性があります。その為、指示されたことだけが仕事だと考え、自らの待遇に見合った程度の仕事をすれば良いという考えでは、その機会は訪れませんし、個人も組織も成長は望めません。例え入社一年目であっても、所属部門の経営を考え、自らの意見を表明することができ、経営への参画意識を通して一人一人の自己実現を図ります。
5.高い目標を持つ
現在できることを淡々と継続していては個人も組織も成長はありません。また、容易に実現できる目標を設定しては、それなりの結果しか得られません。しかし、高い目標を設定することは勇気と覚悟が必要です。達成できなかった時の恐怖心も湧いてきます。それでも私たちは、背伸びをして届くか届かないかという位の目標を掲げます。明るく大きな目標を持つことが、やがては想像もつかないことを成し遂げられると信じているからです。
6.大家族主義で経営する
私たちは、資本家と労働者、経営者と従業員という関係を良しとしません。自らの利得を最大にしようとする経営者、自らの権利だけを声高に求める社員、これでは経営は立ち行きません。本来会社というものは家族とは全く違うものですが、何某か縁があって仲間になった想いを大切にします。家族のようにお互いを思いやり、感謝し合い、信じあえる関係が、仕事をしていく基盤となります。
7.実力主義に徹する
私たちは、社是で謳うように、人として信頼・尊敬され、情熱があり、職務遂行の能力と共に、みんなの為に自分の力を発揮しようとする大きな愛を持っている人が、組織の責任者に相応しいと考えています。社歴が古いからとか、年長だからという理由で、組織の責任者に据えることはありません。真に実力を持った人が、事業を成功に導き、経営理念を実現してゆけると確信しています。
8.ガラス張りで経営する
私たちは、全部門の毎月の経営成績を全従業員へ公開しています。全従業員が、会社へ信頼を寄せ、全力で仕事に取り組むには、経営に透明性が必要だと考えているからです。また、透明性を保つことで、つい魔が差し不正が行われることがない為の抑止にも繋がります。

行動指針

1.素直な心、謙虚な姿勢、感謝の気持ちを持つ
私たちは、いつしか他人の意見を聞かず、天狗になり、今日があることも当たり前になりがちです。しかし、今日私たちが仕事ができることは、お客様や取引先は勿論、職場の仲間、家族といった周囲の人々の支援があるからこそです。日頃から周りの人のお蔭で自分があるという、謙虚な姿勢で周囲への感謝の気持ちをもち、仕事を進めていくことが大切です。また、他人の意見を素直に受け入れ、自分を見つめ反省し、それを通して成長していきます。
2.信頼関係を築く、自己犠牲が信頼をもたらす
私たちが、仲間と良い仕事をするには、どうしても信頼関係が不可欠です。信頼関係をつくり絆を深めるためには、お互いを良く知ることに尽きます。よく知らない人とは信頼関係は結べません。社員旅行や懇親会・コンパも、お互いをよく知ることが第一目的なのです。信頼関係があれば、本音をぶつけ合える関係をつくれますが、これにはお互いが努力することが必要です。また、利己的な考えで、自らの利得を優先していては、仲間からの信頼は得られません。
3.地味な努力を積み重ねる(微差大差、些細な事こそ大切にする)
毎日コツコツと地味な努力を積み重ねても、なかなか成果はみえてきません。日々の努力は正比例の直線ですが、成果は曲線で努力の直線と交わるまでには相応の時間がかかります。こんな地味な事を続けていても、どうにもならないではないかと投げ出したくなりますが、目に見えてくるまで粘りに粘ることが重要です。諦めてしまえば、そこで終わりです。些細な事でも、3年、5年、10年、20年と創意工夫しながら継続することで、偉大なことが成し遂げられると信じています。
4.自ら燃え、渦の中心で仕事をする
私たちの多くの仕事は、自分一人では完結できません。職場の仲間や取引先の協力が不可欠です。しらけた顔をして、やらなければならない仕事や指示された仕事をしている人に協力したいと思う人はいるでしょうか。職場には、日々仕事という渦がいくつも発生しています。自らが燃え上がる人が、その渦の中心にいて、周りを積極的に巻き込んでいきます。自分の仕事を好きになる、或いは使命感を持つことで、自らも渦を創ることができ、大きな遣り甲斐が感じられます。
5.常に創造的な仕事をする
継続は力なりと言われますが、ただ漫然と同じことを繰り返していては、成長発展は見込めません。日々の仕事の中で、これで良いのだろうか、もっと良い方法はないのだろうかと自問することで、常に考える習慣を身につけることができます。現状に満足することなく、あらゆることに工夫を重ね、新しい職務や事業へ果敢に挑戦してゆく姿勢が私たちの成長を確かなものにします。
6.物事を善にみる
一つの事実も、その人の見方や捉え方によって、善(肯定的)にも悪(否定的)にも認識されます。職場で雑談をしている場面はよくあります。雑談をする時間があるのならば、もっと仕事に集中すべきだと考える人がいます。いや、雑談を通して、お互いを良く知ることに繋がると考える人もいます。自らの偏見を抑え、まずは相手の言動を素直に受け入れてみることが、良い結果をもたらします。
7.見えてくるまで考え抜く
私たちは、過去に経験した仕事と似たような仕事の結果については、予めみえており、過去の反省と得られた自信を持って取り組めます。しかし、仕事の中には自分が経験したことないことに取り組むべき機会があります。これは容易に結果を想像できず躊躇します。これを自分の中で「できるかな」から「できそうだ」「きっとできる」という段階まで何度もシミュレーションを繰り返すことで自信が生まれ、困難な仕事にも前向きに取り組めます。
8.有意注意で判断力を磨く
私たちは、重要な事象は、精神を集中して考え判断しています。一方、些細なことは蔑ろにしたり、他人任せにしがちです。些細なことに的確な判断が下させなくて、有事に的確な判断を下すことはできません。どんな些細なことであっても、気を込めて有意注意で判断していき、これを習慣化することで何か問題が起きても、本質を掴み解決できるようになります。
9.楽観的に構想し、悲観的に計画し、
楽観的に実行する
私たちは、新しいことに挑戦する際、失敗を恐れ、できない理由を思い浮かべます。しかし、夢や希望を持ち、楽観的に構想した上で「やる」と決めなければ何も始まりません。逆に計画段階では、後のトラブルを未然に防ぐため、悲観的視点でリスクを徹底的に洗い出していく必要があります。そして実行の段階においては、「必ずうまくいく」と腹を括り、楽観的に行動してゆくことが成功の条件です。
10.強い持続した願望を持つ
私たちは、三日坊主という言葉を体感しています。こうしたいと願望を持っても長続きしないのは、心に思った通りになる、と信じられないからです。自分の人生をこうしたい、部署や事業、会社をこうしたい、と強烈に思い続けることで潜在意識にまで願望を透徹させられます。何としてもやり遂げたいという思いを、寝ても覚めても、繰り返し繰り返し考え抜く事によって、潜在意識が働き大きな力が発揮できると信じています。
11.大善は非情に似たり、
小善は大悪に似たり
私たちは、人間関係の基本が相手への愛情、思いやりだと知っています。一方で、子供可愛さの余り、甘やかし放題に育てたとしたら、ロクでもない大人になることも想像がつきます。相手への表面的な愛情だけでは、長い目で相手を不幸にしてしまいます。自分が嫌われたくない、勇気がないばかりに、相手のご機嫌取りをやっていては、組織全体を不幸に導いてしまいます。叱るべきときは、勇気をもって心を鬼にして叱る、これが大善です。
12.成功するまで諦めない
私たちは、物事ができない理由を並べ立てることは容易にできます。周りの環境や他人の責任にして、自らを慰め納得させているのです。しかし、諦めなかった人だけが成功を手にしていることは歴史が証明しています。絶対にやると執念を滾らせ、粘りに粘って、最後まで諦めずにやりぬくことが必要です。